№0041 東京湾納涼船レポート
先日、ナンパコミュニティのメンバーで東京湾納涼船に行ってきた。
東京湾納涼船は、1500人くらい収容可能な船上パーティーだ。男の間からは通称ナンパ船と言われている。安価でありクラブのような怪しい雰囲気がないので一般の女性が多数参加しており、またナンパ初心者でも声がかけやすい環境なので、最近かなり人気となっている。
同船の詳細については下記記事を参考にしてもらいたい。
http://www.tokyosnc.net/archives/30872356.html
http://nanpatalk.hatenablog.com/entry/2013/06/21/145303
今回チームを組んだメンバーは、キャプテンの既婚者であり年長のJさんを筆頭に、ストに限らずネトナンなどで幅広く活動するYさん、よく合流させてもらっており、ナンパコミュニティ内で躍進目ざましいHさん、そして出撃数だけはいっちょ前のムササビ。バラエティに富んだ構成だ。
普段ストという厳しい環境で鍛えられているのに、ナンパ初心者らに負けるはずがないではないか。俺たちは意気揚々と乗船した。
しかし、実際に出航すると、呆然と立ち尽くす俺たちがいた。
音楽がガンガン鳴っていて、船の音やしゃべり声の喧騒の環境、そこはストとは全く違う異次元空間だった。
そんな中、ナンパ初心者と侮っていた若者たちは頑張って女性たちに食らいついていた。
負けてられないと自分を励まし、ストの時と同じようにすれちがった女性たちを追い抜き、必殺のテンプレ・・・しかし、撃沈。
ガンシカこそないものの、悲しいくらいに反応が薄い。
何かがおかしい・・・?
一方、周りの若者らを見ていると、いわゆる大学生ノリでさっと女性たちに入っていき楽しげに話している。
そこでようやく当たり前のことに気付いた。ストとは違ったアプローチ方法が求められることを。
作戦変更。
声かけをシンプルに変更した。例えば、こんなかんじに・・・「こんばんわ!めっちゃこんばんわ!ハイパーこんばんわ!」。
面白みもなにもないノリのみだ。
ところが、女性たちは「めっちゃこんばんわって、超うけるんだけどーw」と嘘みたいに反応してくれる。
調子に乗って勢いそのままに、最初からタメ口で思ったことをそのまま口にするかんじで話しかけた。
ハスキー声の子の場合は「声低いな。酒やけか。自分、水商売系だろ?」・・・などというストではファールすれすれのエッジも効いていない雑なネグだ。
こんなんでも、「違うからw」というボディタッチとともに大仰な反応をもらえる。
警戒心を解くところからはじめなければならないストと違い、ナンパ目的というのは誰もが分かっていることだ。それなのでこういう場所では、時間をかけて丁寧な段取りを踏むよりも、最初から女性との距離感を近く設定した方がいいようだ。
そんなかんじで戦い方が分かってきた頃に、、、タイムアップとなった。
自分の結果としては2番ゲすることができた。その後のLINEの食い付きも上々でアポも無事取り付けることができた。
いろいろと勉強になった夜となった。
他のメンバーの方はストの方がいいと言っていたが、自分は割りとこういった場でも戦えるという手応えをつかむことができた。
また、ストにおいても自分の場合は早い段階で距離感を詰めていってもいいのかなと思った。コミュニティの先輩からもそんなアドバイスをもらってはいたが。
実際、スト以外の出会いにはなるが、それを意識することで打ち解けるスピード感が変わってきているのを実感している。