軟派黙示録ムササビ

ナンパの闇と真実

№0063 vsAB型丸の内OL

11月某日。最近定番となっている銀座付近の某飲み屋街でのコンビナンパ。

ナンパ師で溢れかえっており競争は激しいが、女性もナンパ期待はあると思われるので、連れ出すだけなら容易である。

今回連れ出したのは派手目の2人。パッと見すごく綺麗に見えたが、よく見たら、そこそこのスト7とスト6.5のOL。苦手な派手系だったのでどうせダメかと思って声をかけたが、すんなり連れ出すことができた。

俺たちコンビは連れ出すことができれば、男性として魅力を感じてくれるかどうかはともかく、普通に盛り上がることができる。この日もまずまず盛り上がった。

スト7の子はAB型。俺はO型だが、O型が苦手とするのがAB型である。血液型性格説は迷信であると言われてるものの、統計的に俺はAB型が苦手のタイプが多い。(といってもコンビナンパのパートナーはAB型なのだがw)とにかく相手が何を考えているか分からず、深読みした結果、いつも空回りしてしまう。

今回の子もテンションが不思議な子だった。見た目はこっちがタイプだったが、スト6.5にターゲットを絞ろうとした。

しかし、スト7の子が私は男性は減点方式で考えてるなんて話を受けて、俺が「じゃあ、俺なんてもうマイナスだろ」みたいなことを言ったら、「そんなことないけど」とボソっと言ったのを俺は聞き逃さなかった。

その後集中して観察してみたところ、どうやら俺に少し食い付いているではというかんじが節々で見えた。それならば、ターゲット変更。

その日は解散。後日LINEでアポを打診すると、すんなりOKをもらった。

やり取りこそ少なかったものの、LINEでは向こうからも質問がきていたので、やはり食い付きがあるようだ。よし!俺はこの案件はいけると思った。


【今回の相手】

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レベル:スト7
顔:派手目
体型:普通
年齢:27歳
職業:丸の内OL 化粧品メーカー
雰囲気・性格:AB型謎キャラ・派手系
彼氏・結婚歴:彼氏なし
アポ前の食いつき度:40-60%


そしてアポ当日。久々のアポだった俺はすげー緊張しており、今から考えると守りに入っていた。2次会からギラつけばいいと、居酒屋は個室じゃないところを予約してしまった。

そして、最近NLPの本にはまっていたとこもあり、会話も相手の観察中心になり、無難で真面目な話になっていた。

会話は途切れることはなかったが、特に笑いがあったりしたわけではなく、やや盛り上がりには欠けていた。

遅い時間に集まったのでホテルのことも考えて早めに会計を済ませ、2次会へ移行しようとした。すると、彼女から「なんで、もう店変えるの?」と言われた。

・・ってことは次も行く気だなとよしよし俺は思った。

しかし、、、外を出ると、その日は雨も降っていたしすごく寒かった。彼女は正気になったのか、やっぱり帰ると言い出した。そのグダに対してほとんど抵抗できず、虚しく見送ることとなった。

帰路、何も出来なかった自分のチキンぶりに悔しくて、胸が張り裂けそうだった。

その後、彼女と連絡を取ることができなかった。。。

 


今回の敗因は守りに入ったことだ。ゲットまでの道筋を立てずに、ただ漫然とその場に臨んでしまった。

そして彼女から見切りをつけられてしまったのは、俺から男らしさを感じられなかったからだろう。女性にダメージを与えるこのできる攻撃、「褒め」・「好意」・「いじり」・「笑い」、そのどれもが全くできなかった。ただ普通に話をして終わってしまった。ちなみに、彼女は今から考えるとプライドが高く、変なところに笑いのツボがあったタイプだったので、「褒め」と「笑い」で攻めるべきだったのだろう。

 

俺の頭の中には次の名言が浮かんでいた。

 

スラムダンク 堂本五郎(山王監督はいあがろう。負けた事があるということがいつか大きな財産になる

 

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つか、負けてばっかだけどな(´・ω・`)