№0109 異変
あのショボ腕ムササビに異変が・・・?
ムササビが女性とともに渋谷のラブホテルの入り口に入ろうとしていた。
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Yさんとの話の後、2つの意識の変化が俺におとずれていた。
1つ目は「ナンパはボランティア」であるという意識を持つようになったこと。
※ナンパクラスタの有名人“Y氏”のブログのタイトルにかけてしまったけどw、あらためて言うと、“Yさん”と“Y氏”は別人です!
ナンパであまり興味のない子を口説いているときって、口からでまかせを連発しているわけで、なんか詐欺師になったような気分を味わったことはないだろうか?w
そのこともあって、興味のある子にしか積極的に行けなかった。
ただ、Yさんの話を聞いているうちに、女性は男性よりずっとしたたかであり、俺くらいのレベルで女性を傷付けてしまうようなことはないことに気付かされたw
さらには、俺たちは女性にエンターテイメントを提供しているのだから、罪悪感を持つ方が変だという感覚になってきたのだ。
この意識に変化により、俺は今までだったら口説かなかったレベルの子に連絡をとってみることにした。合コンで知り合った子だったのだが、アポ取り付けに成功した。
もう1つの変化は、ゴールを視野に入れて、ゴールに向けての道すじを組み立てていくという意識を持つようになったこと。
Yさんは声かけの段階からゲットまでの道すじが何となくイメージできるようになってから、即率が上がったという。連れ出し時には、ゲットに向けて女性を仕上げていくという感覚で臨んでいるらしい。
俺はというと、ゴールに向けての意識が弱く、ACSモデルに囚われるあまりか、各フェーズをさらに細かくフェーズ分けして、その単位でのタスクにアップアップになってしまっていた。
そのことを反省して、“点”で見ていくのではなく、Yさんのように全体を“線”で捉えようと思った。
具体的に言うと、声かけ時はともかく、アポや連れ出しの際には“布石を打つ”ことを心がけてみることにしたのだ。
さて、先ほど述べた合コンで知り合った子とのアポ当日。
意識の変化によっていい影響は現れるのかどうか・・・。
【今回のお相手:マユコ】
レベル:スト5
年齢 :29歳
職業 :アパレル系内勤
雰囲気:アパレル系の割に地味
性格 :あまり自己主張しないタイプ。性格良し
会場は、今までのように・・・おっさんがたむろするようなもつ焼き屋にあえて連れて行くといった小細工は弄せず、最初からギラつくためにソファー横並びの店をチョイス。
早速、乾杯から仕掛ける。
Yさんのパクリのテクニックを使って、このアポが“デート”であるということを相手に意識させる。
さらには次回“デート”どうしようかみたいな話をしていく。
これは俺なりの布石のつもりだった。
ワンチャン狙いのヤリ目ではないという保証を相手に与えることによって、この後のギラつきでのグダを事前につぶそうとしたわけだ。
次に、これまでの俺は自分の恋愛経験の無さから下トークはあまり好んでいなかったのだが、積極的に下ネタをぶち込んでいった。
下トークによって相手の情感を高めるのは、古典的な定石である。
少し相手に変化が出てきたのを見計らって、最後の布石を打ち込む。
ギラつきに対してのマイナスイメージを払拭させるために、ギラツキは好きだから行う行為であり、単に積極的なだけであることを暗に示した(新宿ナンパ大戦争のチバさんのスクリプトを参考にしました)。
さらに、長く付き合った女性ほど、最初のデートで肉体関係を持ったことを伝えておく。
さあ、準備は整った。
いよいよギラつきだ!!!!
手を握り・・・
髪を触り・・・
さらにキスする・・・。
ほぼ、ノーグダで成功する。
そして、店を出て、
エレベータ内でDK・・・!!
相手も背中に手を回してくる。
怖いくらいに思惑通りに事が進んでいる。
しかし、ここで油断してしまった。
当初の想定ではコンビニだったが、
もう大丈夫だろうと高をくくってしまい、そのままホテルに向かってしまったのだ。
そこで、ついにグダが発生した。
すでにある程度満足感があったせいか、何故か俺も粘らなかったw
カラオケにINし、イチャイチャを楽しんで終えた。
結局、ゲットすることはできなかったものの、今までよりもスムーズに事を進めることができたことは成功体験として自信につながった。
今回の1つの成功?は、Yさんから受けた影響も大きかったが、相手のレベルがスト5クラスということも要因の1つだろう。
曲がりなりにもスト7以上とバトってきたので、スト5クラスの相手ではメンタル的には全くの余裕の状況で望めるようになったのだ。
この勢いで本命候補のCanCam子、ゼネ子に立ち向かうぞ!!