#0166 投資家1年生の頃の話
副業・・・
恋愛工学クラスタでも一大テーマになっていたようだが、
前回エントリで述べたように転職活動を始めたオレにとっても本業以外の収入源というのは大きな保険となる。
現在オレがやっているのは「株式投資」。
始めたのは今から5年前。
当時、オレは再就職後、あまり浪費をしなかったのでようやくそれなりの貯金ができた頃だった。
お金をただ寝かしておくのはもったいないと考え、身内の影響で株式投資を始めたのだ。
別にそれでお金を稼ごうとは思ってなく、始めた当初は興味本位だった。
バリュー投資やグロース投資の考えで自分で銘柄を選び、買った後そのまま放置しておいた。
買った時期がよかった。
アベノミクスが始まった頃で、それらの株は面白いくらいに値上がりしていった。
ワイモバイルの前身イー・アクセスという会社など、買ってしばらくすると、ソフトバンクの買収話があがり、たった1週間で2倍以上にもなった。
ここでオレは奢りがでた。さらには欲がでた。
時勢のおかげと思わず、自身のことを株式投資の天才だと思ってしまったのだ。
これまであくまで貯金の一部を回していたのを全額株式投資に回し、さらには信用取引を開始した。
信用取引とはざっくり言うとお金を借りて株式投資をすることだ。
株式投資で出す利益は種銭がモノをいう。
300万で20%の利益を出すと60万だが、お金を借りて600万で行えば同じ20%の成績でも120万の利益となる。
オレはこの信用取引によってわずか数ヶ月で一気に資産を3倍以上まで膨らました。
このとき、オレは自分のことを神だと思っていた・・・。
しかし、信用取引は利益を倍増させるが、一方で損失も倍増させる。
たった2ヶ月の後にオレは資産を10分の1まで減らすこととなった。
この頃のオレは魂を削り取られるような恐ろしさを日々味わっていた・・・。
株式投資を始めて1年で、幸いにも酸いも甘いも噛み分けることができたと今では思っている。
株式投資には、モテと同じで戦略を持って臨まなければいけなかったのだ・・・(当たり前であるw)