軟派黙示録ムササビ

ナンパの闇と真実

№0094 オサレな街

某日。


東京で一番若いスト高が集まる(と俺は思っている)オサレで有名な街※でストしていた。


(※あまりスト師が増えすぎると困るのであえて街の名前は伏せるw)、

 

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この頃好調だった俺はすでに1番ゲしていた。


その後空振りが続き、テンションがややダレてきてたときだった。


合流していた仲間たちとハグレてしまった。


しかし、そのことによって俺は自分1人に世界に入り、声かけに没頭できた。


いわゆる“フロー状態”に近づくことができた。


そして、一般ピーポーが真似するにはちょっと勇気が必要な、ちょっと変わった格好を見事に着こなしているオサレな女の子に目をつけた。

 

【イメージ図】

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ムササビ 「おつかれさまです!ここってかなり○○が続きますよね。○○○ませんか?w」


女の子「そうですねwww」

 

 


冒頭の街の名前を伏せたのに続き、また隠してしまって申し訳ないがw、俺の考えたこの街限定のオープナーが炸裂し見事オープンに成功した。


集中力が高まっていたことも功を奏したのだろう。


声かけ後から良い雰囲気を築くことでき、カフェ打診をすると、あまりグダりもせず連れ出しに応じてくれた。


ただし、女の子は予定がこの後すぐにあったため、短時間勝負となった。


女の子のスト値はスト7強くらい。


素の顔はもしかしたらスト6そこそこかもしれないが、そのオサレな服装とメイクによって自分をすごく上手く演出していた。


抜群の自己演出力も当然だった。女の子の職業はネイリストだった。


年齢は27歳とのことだが、見た目は20代前半にしか見えなかった。


突飛な格好に似合わず礼儀正しく、感じの良い子だった。


すごく気が利いて、滑りがちな俺のギャグにもよく笑ってくれた。

 


さて、楽しく話していると、カフェに彼女の知り合いの男女が入ってきた。


これまたオサレさんたちだ。

 


この俺も会社の中じゃ一応オサレで通っているが、この街のオサレさんには到底及ばない。


彼らとは挨拶を交わしただけだったが、オサレさんたちに一瞬でも囲まれた俺はどことなく居心地の悪さを感じるようになった。


そのことで“フロー状態”に近づいていた俺の集中力は途切れてしまい、どことなく挙動にあたふたしたかんじが目立つようになった。


彼女は感が鋭いタイプだったので、俺が彼女の持つネットワークに対して引け目を感じてしまっていたことを当然察したことだろう。


恋愛工学を知った今なら分かるが、女性は自分に引け目を感じる男性に魅力を感じない。

彼女の中で俺の“バリュー”はこの時から崩れ落ちていったのだ。

 

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その日別れた後、何度かLINEしたが、アポることもできずに彼女との関係は消滅した。

 


俺は彼女に・・・、いやオサレなあの街に負けてしまった。

 


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後日談。


連絡が途絶えてから1ヶ月、久々にザオラルメールを送ると、まさしく今日(7/29)、返信があった。


まさかの逆転劇があるのか!?

 

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