軟派黙示録ムササビ

ナンパの闇と真実

【ナンパコラム】#001 ストナン師にイケメン少ない疑惑

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ナンパ(=ストリートナンパ)というと、ナンパの世界を全く知らなかった頃は「チャラいイケメン」が渋谷でしているイメージだった。


ところが、実際にナンパの世界に足を踏み入れ、多くのナンパ師たちの出会ってみると、見たかんじは「普通の人たち」というのが意外に多い。


嘘だと思うなら、渋谷のセンター街なり、有楽町の駅前でナンパをしている人たちを見てもらいたい。

そんなにイケメンじゃない人たちががんばっているのが分かるだろう。
(もちろん、イケメンもいるけどね)


いや、むしろ、ストナン師のイケメンは少数のように思える。

職場なり何なり、他のコミュニティに比較してイケメン率が低いのだ。
(オタク系コミュニティ除く)


ナンパというモテる力が何よりも求められるゲームにおいてイケメンが逆に少数というの一体どういうことだろうか?


先日会社の既婚のイケメン後輩(30代半ば)とサシ飲みしてたときに、女遊びについて探りを入れてみると、彼はこう言った。


30代半ばになって女のケツおっかけてるのってキモくないですか?笑


おめーはこれまで散々いい思いしてきたから余裕こけるんだよとツッコんでやったが、まさにその回答こそがストナン師にイケメンが少ないというミステリーに対する一つの解答につながるだろう。

つまり、イケメンは女性の方から寄ってくるため、そしてそのことで散々いい思いをしてきたので、ストナンというきっついことをわざわざする気がしないのだ。


学校や職場での恋愛、あるいは合コンなどの飲み会が表の世界の戦いだとすれば、ストリートナンパは裏側の世界の戦いである。

表の世界の戦いに破れた敗残者たちが裏側の世界であるストリートナンパに夢を抱き飛び込んでくるのだ。

表の世界の勝者(イケメン、リア充)がわざわざストリートナンパをする必要はない。

だから、ストナン師にイケメンは少ないのだ。


もちろん、過度の女好きだったりストナンに心理的抵抗を感じなかったりするイケメン・リア充もストリートナンパに飛び込んでくることがある。

すっげー悔しいけど、彼らは当然にようにナンパの世界で無双してしまうのだ。

  

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