軟派黙示録ムササビ

ナンパの闇と真実

#196 オレはチバさんにも火の鳥さんにもなれなかった

為末大さんは元々100m走が専門の陸上選手だった。

中学時代には100m走で華々しい記録を残したが、高校に入ると世界とのレベルの差に愕然。

世界の舞台でメダルを獲るには、100m走ではなく400mハードル走の方が取りやすいと考え、400mハードル走に転向

その思惑どおり、見事世界選手権で2度の銅メダルを獲得することとなった。

 

為末大さんは語る。

戦略とは、トレードオフである。つまり、諦めとセットで考えるべきものだ。だめなものはだめ、無理なものは無理。そう認めたうえで、自分の強い部分をどのように生かして勝つかということを見きわめる。

 

根性論が美化される風潮にある日本では「諦める」ということはネガティブに捉えられることがほとんどだ。

 

夢を諦めずにがんばれば必ず報われる・・・果たしてそうだろうか。

 

苦痛の中で努力しているときは「がんばった」という感覚が強くなる。それがこころの支えにもなる。ただ、がんばったという満足感と成果とは別物である。

スタープレイヤーは、努力を努力と思わず、努力そのものが楽しいという星の下に生まれてきている。

無情なことに、凡人の苦痛を伴った努力とスタープレイヤーの楽しさを伴った努力では、後者の方が断然成果が出ることが圧倒的に多い。

 

オレもご多分に漏れず、努力と根性を礼賛する漫画等のメディアの影響で努力は苦痛を伴った方がよいとすら思っていた。

 

しかし、それは結局考えることから逃げた上でのオナニーだったのかもしれない。

 

結果を出すことにコミットするのであれば、努力信仰の呪縛から抜け出し、何かを「諦める」ことによって新たな一歩を踏み出す勇気を持つべきであろう。

 

オレがナンパにおいて諦めなければならないことは、「新宿ナンパ大戦争」のチバさんや、「ナンパはイマジネーション」の火の鳥さんの真似をするということだ。 

 


想像してみてほしい。

 
出川哲朗ディーン・フジオカ小栗旬になれるか?

 

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ナンパ界の出川哲朗ことムササビが、ディーン・フジオカ(オレの中でチバさんのイメージ)、小栗旬(オレの中で火の鳥さんのイメージ)の真似をしようとしても滑稽の極みだろう。


だが、出川哲朗小栗旬ディーン・フジオカになれなくとも、オンリーワンの魅力に満ちあふれている。

 

オレは誰でもないオレの強みを活かせる道を目指していく!

 

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