軟派黙示録ムササビ

ナンパの闇と真実

№0011 【ナンパ】初連れ出し・和みと食い付き

5/1。シルバーの街にて、某ラウンジのメンバーと合流。

その中にラウンジ内の中でも凄腕の人と同行させてもらう機会があったが、どんなシチュエーションだろうと躊躇なく声かけしていく行動力に圧倒される。

少しお話したが、質問をするとスパンとすぐさま回答が返ってくる。頭の中でグダグダ考えてからようやく行動する自分とは違う。脊髄反射で行動していく。自分とはタイプが違うかもしれないが、見習いたい。

 

さて、この日のシルバーの街もタマが多く、順調に声かけしていったが、その中で11人目スーツ姿の女性に声をかける。化粧映のする好みのタイプで20代半ばくらいといった子。スト7.5。

 

俺「すみません、ちょっといいですか?」

女性「はい?」

俺「(テンプレ)・・・仕事帰りですか?」

女性「帰りです。」

俺「じゃあ、駅まで案内しますよ。」

女性「いや、いいです。1人で帰りますんで」

俺「あ、でも、仕事も終わって少しアルコール入れたいんじゃないの?」

女性「・・・ちょっと飲みたいかな?」

俺(へ・・・?)

 

途中まで断られパターンだと思ってたら、急に食いついてきた。あまりの豹変に拍子抜けした。さあ、どの店に連れて行くか。実はシルバーの街はあまり詳しくない。それを正直に語るとグダる素振りをみせたので、脳内フル回転し、たまたまラウンジの人から聞いてた駅近いダイニングバーを思い出し、そこへ連れて行く。

 

不動産関係に努めている女性で、実は30ちょっとだった。若くみえる。彼氏なし。かなりタイプなんで是非ともモノにしたい。

 

なかなか話の面白い子で普通に引き込まれる。向こうも自分の話を聞いてくれることに気分を良くしてか、1杯だけという話が、自分から3杯まで注文し結局2時間までいることになった。

 

帰り際、ギラつこうか、紳士に帰すか悩んだが、自分が好意を伝えつつ、後者の選択肢を選んだ。

 

彼女と別れて帰りの電車で反省会。大分心を開いてくれてかなりいろいろなことを話してくれたんだ、大成功じゃないか・・・しかし、そうとは思えない違和感があった。

 

ナンパを始める前に社内の子や合コンで知り合った子とのデートを思い出した。今日のように女性はこちらに和んでいたんで、ギラついてみたのだが、ことごとく失敗した。

 

後日、別のラウンジの方から、和みと食い付きは違うという話を聞き、目からウロコが落ちた。

女性がこちらに安心感を持ち和んでくれる場合と、こちらに対して強い興味を持って食い付いている場合は違うのだ。

かつてのデート相手達を思い返すと、俺に対して和んではいたが、決して食い付いてはいなかった。そして、この日の相手もやはりそれらと同じ雰囲気を俺は今のところ感じている。

 

その子とは、5/4現在までラインでつながっているが、この先へ進めるのは難しいかもしれない。

 

【5/1結果】時間:2h 声かけ:11 連れ出し:1