№0124 「これまで」と「それから」
某月某日
某ビルの屋上に俺はいた。
俺は数十人の女性とアポをこなしたが、誰ともセクロスできなかった・・・。
何故だ・・・?
ああ、そうだ・・・
俺は女性からすると魅力のない男なんだ・・・
女性とセクロスできない人生に何の価値があるんだ・・・
俺の人生に価値なんてないんだ・・・
もう疲れたよ・・・
そうだ・・・
全てを終えるんだ
しかし・・・
所詮、俺に全てを終わらせる覚悟など持ちようなかった・・・
そのときだった・・・
ん・・・?
それは急だった・・・・・・
自分自身に絶望したときに・・・・・
俺にストンと「覚悟」というものが備わったのだった・・・
それは、これまでの人生で俺が認識していた「覚悟」とは別種のものであった・・・
そして、俺はそれから・・・・・
いや・・・
「それから」を語るの前に、まずはこの数ヶ月間ムササビが何をして過ごしてきたかを語ろう。
軟派黙示録あらため、
軟派破戒録ムササビのはじまり。