№0126 復帰戦
俺は恐らく日本では最高クラスのナンパ技術を持っているグリフィスの「鷹の団」に入団した。
「鷹の団」に加入したことによって快進撃が始まったかというと・・・そうはならなかった。
特に自分からアクションを起こさずにそのまま過ごしていたら、何も起きずにあっという間に1ヶ月が経過してしまったのだ。
なんとなく、入団前のグリフィスの景気の良い言葉から、何か向こうから働きかけてくれるのかと期待を抱いていたが、そうではなかったようだ。
まずは自分から動いていくしかないということか・・・。
4月になり俺は久々にナンパを本格的に動いていくことにした。
4月1日、銀座にて・・・。
ムササビ 「こんばんは!なんか、銀座の街を悠然と歩いていますね♪セレブの方ですよね??」
女の子「え、え~!?えーー!?ww」
27歳OL。スト5~6のお手頃なレベル。
反応は悪くない。
そのまま畳み掛けて、ダイニングバー連れ出しが決まった。
和むこと1時間、店を出てからの反応で最後まで行けるかを判断。
四の五の言っていたが、どうやら帰りたくなさそうだったので、手つなぎで2店目へ向かう。
適当に入った2店目は個室ではなく、オープンスペースだが、俺の性感が高まりすぎ、途中から無理矢理隣に座り、軽くギラつきはじめるという強行手段に出た。
後から考えると、これが失着(しっちゃく)だった。
2店目出てから女性の帰るグダを押さえることができなかった。
まあ、復帰戦はこんなもんか。
そして、この日から俺は怒涛のごとくアポをこなしていくことになる。
【鷹の団での通算戦績】
新規ゲット数/新規アポ・連れ出し(1h~): 0 / 1