№0125 「グリフィス」との出会い
話は9ヶ月前に遡る。
久々にゲットした俺は、
その後その勢いにのりゲットを量産したかというと・・・、
そうはならなかった。
胃腸炎となってしまい、出撃すらままならなかったのだ。
体調を崩すと、気持ちも落ちる。
そのうち体調は回復したものの、暗い気持ちを引きずったまま、もんもんとした日々を過ごすようになった。
そんなとき、相方の花京院が紹介してくれた凄腕ナンパ師のセミナーの誘いがあった。
その凄腕ナンパ師のブログはポエティックであり、俺の好きなかんじではなかったのだが、価格も安かったのでモノは試しという気持ちでセミナーに参加することにしてみた。
そしてセミナー当日になった。
周りを見渡すとイケメンナンパ師が多かった。
以前に一度参加したナンパ系のセミナーではわりともっさいかんじの人が多かったので新鮮であった。
そして、セミナーの主催者である凄腕ナンパ師「グリフィス」(仮名)が登場した。
俺はビックリした。
今まで会ってきた凄腕ナンパ師というのは、一言で言うと「怪しい」人種であり、表界隈では生けていけないような雰囲気の人たちばかりであった。
しかし、「グリフィス」氏は物腰柔らかで非常に爽やかな雰囲気をまとった人であった。
俺は一発で魅了されてしまった。
内容は真新しいものはなかったが、理路整然とした知的な話しぶりに好感を持てた。
セミナー終了後、俺はグリフィス氏の「鷹の団」(仮名)に入ることを決意。
面白いことに、逆に花京院の方は「俺はマイペースにやりたい」ということでグループには入らなかった。
それから俺の「鷹の団」としての活動が始まるのである。