軟派黙示録ムササビ

ナンパの闇と真実

#0172 ギャルをゲットした日

オレが学生時代の頃、


コギャル」だとか「ガングロ」だとか「アムラー」だとかそういったタイプのギャルが横行していた。

 

非モテ真っ盛りのオレはそういった人種との接点はほとんどなかった。

バイト先にギャルっぽいのがいたことはあったが、向こうからたまにいじってきてオレは愛想笑いをして返すくらいがせいぜいの絡みだったろうか。

オレもギャルに興味がなかったし、向こうは当然オレのことなど眼中になかっただろう。

オレとギャルは平行線のようにずっと絡むことはないんだろうなと思っていた。

でも、ホントは、オレの方はギャルに決して興味がなかったわけじゃなかったんだと思う。

ギャルもののAVは嫌いではなくたまに見ていたし、風俗でギャルっぽい子を指名することもあった。

ただ、本能と直結したような彼女たちのダイレクトな言動を単に怖がっていただけなんだと思う。

だからといってすごい好きなわけではないが、男として彼女たちを支配できたらという欲望は心の奥底にあったんだと思う。

 

 

 

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それから時が経ち、ストリートナンパを覚えた。

しかし、やはり、ゴリゴリのギャルに対しては、勢いがあるときを除いては、勇気が出ずに声をかけることができなかった。

たまに運良く連れ出すことができても、ほとんど男女の空気にはならずに放流という結果になった。

 


さて、今年の某日。

相方の花京院と久々にコリドーに出撃。

結果が出ずに帰ろうとして新橋へ向かうと。

ギャル2人組を発見。

本能的に声をかけるとオープン、連れ出しが決まった。

ちなみに、コリドーではOLがほとんどで、JDしかもギャルという人種は珍しい。


連れ出し先では、オレのトークは湿りがちだったが、ギャル好きを自認する花京院のイジりトークが珍しく(失礼)炸裂して場を盛り上げる。

終電も迫っていたので、Lゲした後放流した。


翌日、これは下手したら花京院に両方持っていかれつながらないだろうなと思いつつ、2人に連絡するとどちらも好反応。

そして、この頃LINEの手法を大幅に見直したのだが、それが当たったのか、特に花京院担当のギャルとかなりLINEで盛り上がることができた。

トントン拍子でアポまで成立してしまった。

花京院担当の子とはほとんど喋らなかったというのに・・・。

ちなみに、なぜかトークがバッチリ決まっていたと思われる花京院の方は両方ともすぐに死番化してしまったようだ。

花京院のLINEは適当なのでその辺の差が出たのか、あるいは別の要素なのか、何が結果につながるか分からないところがナンパの面白いところである。

 


アポ当日。


彼女が現れる。


驚いた!!


就活のインターンがあったから髪を黒くしたといってたのに、連れ出した時よりギャル化が進行している・・・ゴリゴリのギャルがそこにいた!w

 


【お相手:あやこ】

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外見  :スト7 カトパン中川翔子を足して2で割った感じ
年齢  :21歳
職業  :JD
系統  :ゴリゴリのギャル
性格  :???

 

 

正直内心ビビっていた・・・。

 

 

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オレは深呼吸して心の中でつぶやく。

 


恐れなくていい、大丈夫。いつもどおりやるだけ・・・

 


女性を魅了する何よりの鉄則は、AFC的言動を見せないことであると考える。

スト高の彼女と時を過ごすうちに、どんな相手だろうと表面上は平静を装うことができるようなったのが、ナンパ師として成長したところだ。

ゴリゴリのギャルだからといって特別に意識することなく店まで誘導した。

周囲からは完全にキャバ嬢の同伴だと思われていたことだろうw

 

店内にて。

いつもどおりトークを行う。

彼女の方は・・・

就活中だからなのか?

ギャル的な本能と直結したようなダイレクトな言動は目立たず、終始敬語であった。

会話のキャッチボールができる子でトークはすごく盛り上がった。

しかし、恋愛トークに持ち込もうとしても、何も話してくれない。

 

なぜだ?

 


1時間~1時間半で店を出る。

かなり話は盛り上がったが、恋愛トークはできていない。

食い付きが全く分からない。

どうするか迷ったが、、、いつもどおりの行動を選択した。

 


「後、1時間くらい大丈夫だよね?」

 


「友達からシャンパンもらったんだよね。よかったら飲みに行かない?」

 


「タクシーで乗っていけばそんなにかからない場所にあるんだよね」

 


宅飲みということを伏せたまま、タイムコンストレイントメソッドを用いて、シャンパンという言い訳を与えてあげた。


彼女は宅飲みということを理解していたかどうかは不明だが、了承してくれた。

 


タクシー乗車。

この時間はいつも必死である。

会話が途切れないように、楽しい空気が壊れないようにトークを続ける。


自宅前へ着く。

彼女の態度が少しだけ強張ったように感じたが、オレはそれに気付かないふりをしてトークを続けながら自宅へ誘導する。

 


自宅ではいつもの昔話ルーティンを使いつつ、ボードゲームで遊んだ。

ボードゲームはオススメである。

会話を考えなくてもいい上に盛り上がるからだ。

 


ほどなくしてゲームも終わる・・・さてどうするか。

彼女の食い付きが見えない。


とはいえ、これ以上の時間ロスは逆にリスクが高まる。

ギラつきを開始することを決意。

 


ギラつきはじめると、彼女はグダった。

そして、言動がギャルチックに徐々に変わり始める。

 いつの間にか敬語ではなくタメ口に変わっていった。

 

ついに彼女の中のギャル がオレに牙を向きはじめたのか。

 

ギャルがビビっていた学生時代の頃の記憶が頭の中によぎる・・・。

 

 

 

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こえーよ!!

 

やっぱり、オレがギャルなんてダメなんだ・・・

 

ささっと謝って放流しかねえべさ・・・ 

 

 

 

・・・いや待てよ

 

ガチでダメな場合はすぐに帰るというはずだ・・・


今ここに彼女がいるということは・・・・つまり・・・


女性の言動に惑わされてはダメだ・・・

 

 


オレは表面上、何とか余裕感は保ったままにした。

彼女のグダを子どもをあやすようにいなしつつ、ギラつきの度合いを深めていった。

 

 

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そして、CT(クリタッチ)を始めると彼女はメスとしての喘ぎ声を出す。

 

すぐに彼女のダムは決壊し洪水状態となる。

勝利を核心した瞬間であった。

 

 

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即!!

 

 


ゴリゴリのギャルをゲットした・・・とてつもない達成感であった。

男としての自信がものすごくついた。

 

 

 


 

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ギャルと自分とは違う人種・・・?

ギャルになんか興味ない・・・?

違うだろう、そうやって線引することで自分の小さなプライドを守りたいんだろうが。

素直に認めよう。

男は皆ギャル好きである。

ギャル打倒こそまさに男子の本懐である!!

 

 

 

 

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