#199 負けグセ
ストリートナンパの楽しさを思い出したオレは、また連れ出しすることができるようになっていた(ただし、打率は低い・・)。
この日は獅子ストで連れ出した案件との居酒屋アポだった。
相手のスペックは21歳、夢破れしバレリーナ、スト6.5(なかなかカワイイ)となかなかのレベル。
アポはトントン拍子に決まっており、食いつきは悪くないように思えた。
居酒屋でのトークでは、イジったときの反応が好感触で、盛り上がりは悪くない。
このままイケるように思えた。
しかし・・・、
負けた!
体調悪いから、2軒目(ラブホ)に行かないという。
後日向こうからBBQの誘いがくるなど親しみの感情を持ってくれているようだが、男女間に発展しそうな雰囲気は感じなかった。
とりあえず現在までスルーしている。
この頃、ストリートナンパと並行して始めたのがネトナンであった。
既婚の身であったため、完全にネトナンからは足を洗っていたが、顔出し無しでできるという某ネトナン攻略noteを購入して始めることにしたのだ。
しかし、そのnoteで紹介されている直ホスクリーニングでは、スト低しか釣れそうにない。
そこでまた別のnoteを購入した。
そのnoteはメッセージで非即系を仕上げるというものだった。
そんなことが可能なのか?
メッセージをダラダラ続けるのは悪手というのが定説である。
半信半疑ながらオレは試してみることにした。
しかし、仕上がることなくほとんどがメッセージのやり取り中にフェードアウトしてしまう。
その状況に業を煮やし、仕上がりが見えない案件とひとまず一回アポってみることにした。
年齢23歳のネイリスト。
写真はスト7(結構かわいい)だが・・・、実物はスト5(平均)であった。
ネトナンは写メ詐欺当たり前の世界であり、想定範囲内の詐欺レベル。
若くオシャレな雰囲気なので許容範囲。
さて、スト5クラスであれば、余裕を持って対応できる。
テキトーに飯食って、ノーグダでホテル連れ出しを決めた。
部屋に入り、ソファーで肩を抱き寄せた。
勝った・・・
しかし・・・、彼女の様子がおかしい。
まさかのグダ発生!!
グダの原因は時間だった。
この後友達と待ち合わせているという・・・。
そして、グダを崩せずに・・・、
ホテル代を無駄にして負けるという最悪の負けを喫してしまった・・・。
2件のアポとも勝てる要素は十分にありながら敗北した。
負けたのはなぜか?
ただ、力が足りないからか?
そもそも、オレは今まで敗因について真剣に考えたことがあるか。
敗因を改善しない限りは、また同様の状況で負けを招くことになる。
ブログやnoteなどのノウハウに頼るのではない。
オレは自分の頭で負けという現実と向き合う必要があった。